世界の写真」では
国別に小松の撮影した写真をお見せしています。

ツアコンモバイル通信」は
日本旅行HP内に掲載した
お話を国毎にまとめました。

手作りの旅》は
こま通信」企画の旅です。
こま通信のお問い合わせは
komatsusin2@gmail.com

までお願いします
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録


★ こま通信日記 ★


2008 年 11 月
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       


Search
ネパールの生ける現代史、コイララ氏に遭遇
2008-11-30
朝、ポカラよりカトマンズへ移動。
昼食はエベレストホテルにて大好きなギャコク(チベット鍋)。

午後からパタン市、初日に出来なかったカトマンズ市内、スワヤンブナート、(いずれも世界遺産指定)を見学。

**
ポカラで今回私にとって最も忘れがたいのは美しい山ではない。

同じシャングリラホテルに偶然コイララ元首相が宿泊していて、こうして一緒に写真に納まることができた事である。

彼はおよそ85歳。※西欧暦での誕生日を祝わない彼らの正確な生年月日は分からないことが多い。

ネパールが鎖国時代以前から生きて、それぞれの時代に役割を果たしてきた人である。

今年2008年5月28日、二百年以上続いた王政が停止されたネパール。

反政府勢力だったマオイスト(毛派)を含めた総選挙を実施する事が出来たのには彼の功績が大きい。1950年代から、亡命・復帰・首相就任・クーデター・投獄、ネパールの歴史そのものを経験してきた長老の呼びかけに毛派も応じた。

そして総選挙を実施する暫定政権のトップとして、通算五回目となる首相の地位についていたのだ。

投票の少し前、コイララ氏は制憲議会で「今やわれわれには大きな責任がある」と語った。ネパールは「新しい時代」に入ろうとしており、「国家の夢が実現した」と述べた。

投票の結果、かつて反政府武装闘争までしていた毛派が第一党となりプラチャンダ首相が誕生。ネパール会議派であるコイララ氏は下野したわけだが、今でも彼の言葉には国民が耳を傾ける。そういう存在である。

★コイララ氏について、ネパール王政についてはまだ別に書こうと思います。



Back
予定なし
  • (2014-9-17)


  • (2014-9-17)


  • (2014-8-17)


  • (2014-8-14)


  • (2014-8-14)