ドブロブニクを出て一時間ほどでペリシャツ半島の付け根にあるSTONの町へ。ここは紀元前から現在に至るまで塩田で塩を作り続けている。
ペリシャツ半島の先端オレビッツの町から13時のフェリーに乗りコルチュラ島へ。実は11時半の船に、タッチの差で乗り損ねたのだけれど(笑)。シーズンオフの町でパン屋を探して昼食にするのも楽しい。気ままな《手造》だから出来る事。
旅の楽しみというのは、予定の行程を実直に迅速に消化する事なのでは、決して、ない。
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コルチュラ旧市街から10分ほどのホテルに荷物を置き、地元のガイドさんと共にコルチュラ旧市街観光へ。途中見たサン・マルコ聖堂の彫刻に目を奪われた。
千四百年台初頭、ミラノからやってきたボニーノによって製作された部分である。この造形、鬼瓦にも通じる。おもしろい!