本格的に日本に永住しようとする外国人の数は明らかに増えている。身近でそれを実感する店が開店していた。
大阪と京都のちょうど間になる高槻の駅からはかなり離れたマンションの裏。つまり実家のすぐ裏にネパール人のやっている本格的なネパール料理の店が開店していたのである。
入ってみるとほんとうにほんとうの(笑)ネパール人が、ほんとうにほんとうのナンを焼いて出してくれた。最近スーパーでも出来合いのナンを売っているが、ほんもののネパール人の焼くほんもののナンは全然違うおいしさで、子供にも充分おいしさが通じていた。
カレーの辛さは1〜11度までを選べるという事だが、この写真のものは0度=子供向き。普通の日本人の大人=私は1度を選んでちょうど良かった。
お昼時。
明らかに常連と思われる女性の日本人客が一人で来店し、慣れた様子で昼の定食を注文していた。これなら、この店はちゃんと地元に根付いてやっていけるだろう。
この店を経営するネパール人一家には小学校の娘さんがいるということだが、その子はどんなネパール人?日本人?に育っていくのだろうか。