
このアッパー・アンテロープキャニオンの光景は実に幻想的である。深く切れ込んだ割れ目の奥まで、こうして光が届く時間は貴重だ。
暗い裂け目を歩いてこんな光が落ちてきているのを見ると、なんだか神の啓示のように見える。
しかし、この光景を出現させているのは、空気の中に舞っているたくさんの砂粒だという事を忘れてはいけない。良い写真を撮る為に、わざと大量の砂を撒き散らしてから撮影に入る人さえいる。
この砂粒、カメラにとっては水よりも大敵なのである。なんせ水と違って蒸発しないのだから。
ここ一年小松が愛用してきたリコーのGRも、この写真を撮った後にやられてしまった。別に砂に落としたわけでもないのだが、いつのまにかレンズが格納されにくくなり、ディスプレイ画面がフリーズしたり、まともに撮影が出来ない状況に陥った。
帰国後直接リコーに修理見積もりに出したところ、¥28,539かかるとのこと。最近は6万円代でGR�兇�買えてしまうしなぁ…。