大阪での説明会のために、夕方大雨の伊丹空港へついた。
高校時代からの友人が迎えにいてくれていて、直接行ったのは心斎橋にある小さなライブハウス。ここで彼の知り合いのギタリストが出るということだった。
高校時代の友人といっても、しばらくはまったく音信不通だった。最近のネットの発達によってまた出会うことができた「再旧友」である。
音楽に本格的に目覚めていった高校時代に、同じく楽器をもった仲間とたくさんであった中の一人。うれしいことに彼は今でも音楽から離れてはいなかった。
彼は最近、ライブハウスで活動するアマチュアを支援するサイトを立ち上げた。
有名でなくても、音楽が好きで一生続けていく場を求めている「ミュージシャン」達はたくさんいる。プロで活動することが音楽をやる最高の意味でも価値でもないのだから、そういう「ミュージシャン」応援するというのは、つまり、自分自身を応援するようなものかもしれない。
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http://www.jidai.tv/music/music_top.htmlどちらかというとバンドよりもアコースティック系のものが主体になっているのは、本人がアコギ弾きであるせいかもしれませぬ。
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出てきたのは5組のアコースティック系。
最後に出ていたのがこのホルシードの二人とギターの飯倉(いくら)ちゃん、であった。
ジャンベと呼ばれるアフリカの太鼓をたたく二人がKhorsid「ホルシード」(ロシア語で「太陽」の意味)。そこにピッキングコンテストで優勝したという「いくらちゃん」が参加してのセッション。
彼らは自分達のスタイルをもっていた。編成からも出てくる音からも「どっかで聞いたような・・・」というようなものではなかった。