サンタクロース・エクスプレスは朝5時48分にタンペレの駅に到着する。まだ真っ暗。ホームに降り立つと、前回と違い雪が全然なくてびっくり。
※前回の事は下記にて
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20051230前回と同じように朝6時半から市内のホテルで朝食をとり、そのあと市内を回る。8時から9時、マーケットで時間をとったあと外に出るといきなり雪が降り出した。
「今日はやっと雪になったか」
と思っていたら、お天気はころっと変わりピューニッキの丘に行く頃には太陽が顔を出し、これ以上ないような青空にとなった。気温はマイナス5度だが、風がけっこうあるので体感温度はかなり寒く感じられる。
**
この素晴らしい光の中、タンペレ大聖堂の内部はその造形の美しさをいかんなく見せてくれる。20世紀はじめの擬似古典様式だが、細部の装飾はアール・デコの雰囲気を強く感じさせる。
なかでもこういった柱の装飾はおもしろい。
少しプリミティブな先住民アートも思い起こさせる。
裸電球をそのまま利用したひかりも斬新である。
フィンランドの花崗岩の岩肌を生かした質感も触れてみる価値がある。