サーリセルカからルオストへ移動。
ソダンキュラの町で三十分ほど時間をとる。
町のスーパーに果物が豊富である。
食のグローバル化というのはすごい。いまやどこの世界へ行っても同じものを食べる事ができるようになってきた。
なかでも高級な食材というのは、まったく地域性を失っている。
そういった付加価値の高い商品というのは、お金のあるところならどこまでだってとんでいくのだ。
そう、イスラエルのおいしい柿もこの北極圏にとんできていた。
ちなみに柿は日本が原産でヨーロッパでも「Kaki」であります。
※イタリアではkakiは複数形でひとつだと勝手に語尾変化させてkakoになるそうです(笑)
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イスラエルのシャロン地方でつくられる柿は日本にも輸入されているらしく、こんな説明をしているサイトもあった。
「近年欧米ではイスラエル産の柿(渋抜きした「Triumph」種)が「シャロンフルーツ(Sharon FruitR)」という名称で流通するようになりました。「シャロンフルーツ」は登録商標であり、イスラエル産以外の柿を「シャロンフルーツ」として販売することは違法になります。シャロンフルーツは、イスラエルのシャロン地域で生産されることから、その名がついたと言われます。欧米でも人気が高く、アイスクリームやヨーグルトのトッピング、チーズと一緒に盛付けたり、サラダにしたりと様々な食べ方で楽しんでいるようです。
シャロンフルーツは種がなく、また渋抜きしているため、ほとんどの柿がもっている渋みを持ちません。日本の柿より小ぶりで甘みが強いのが特徴となっています。ぜひお試し下さい。」