スエーデンのキールナからヨーロッパ最北を走る鉄道に乗りノルウェーの海岸都市ナルヴィクへ。ナルヴィクからバスに乗り「北欧のパリ」とフランス人が名付けたトロムソへ。
キールナから採掘された鉄資源は、こうした鉄道によって運ばれる。観光用の列車というわけではなかったのだ。たまたま眺めがよかったので観光客がくるようになったという事なのである。
ノルウェー領に入ってしばらくすると、こんなフィヨルドの眺めが右側に見えてくる。ロンバック・フィヨルド。これが特に日本のガイドブックに宣伝されている場所である。
複雑な海岸線の一角、遠くに橋がかかっている。
ナルヴィック到着後、我々もこの橋を渡ってトロムソのほうへ走しることになっている。
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三時間弱の電車の旅の後ナルヴィク到着。
すぐにバスに乗りかえてトロムソまで約3時間半。
大陸と美しい橋で結ばれたトロムソ島が見えてきたときにはもう暗くなっていた。
今日宿泊するスカンディックは町から離れていて、比較的まわりに暗い場所があり、オーロラ観測をするには良い。しかし、雪が激しく降っている。残念ながらゆっくり寝るしかなさそうである。