クリスマスを前にヨーロッパではアドベント期間に入る。
アドベント=待降節=キリストの誕生を待つ期間という意味。クリスマス市の開かれる町で、市庁舎の窓を使ってアドベント・カレンダーというのがよく行われる。
一日にひとつずつ窓が開けられ、そこに何がしかのきれいな飾りが登場する。
ヨーロッパではこの習慣を真似て、たくさんのお菓子会社がアドベント・チョコを発売している。毎日ひとつずつ小窓を開くときれいなお菓子が出てくるのだ。
この写真はオーストリアのチョコレート会社ミルカのもの。プラハ郊外のショッピングモールで119チェコ・コルナ=約820円にて購入。横は40センチ程ある。よく見ると1から24まで小さな数字が書かれているのが見える。12月1日から初めて、毎日その日の数字が書かれたところを開くと、雪だるまや長靴など違う形のチョコレートが出てくるのだ。
チョコが欲しいからといって先に開けてしまってはいけない!
我慢を学ぶのも「待降節」の教育効果かも?