早朝のホテル出発。ホテルの朝食がまだ始まる前の時間だったので、その分を箱に入れてもたせてくれる。これを「BOXブレックファースト」と呼ぶ。
今回のマリオットホテルクラスだとその内容もけっこう充実している。サンドイッチが二種類二パック。丸ままの洋梨にりんご。水のプラスチックボトルとジュースのガラス瓶。チョコレートのウェハウスまでついている。かさばるし重さもけっこうある。
洋梨やリンゴはまるまま入っていて、それを剥いて食べようとする日本人にとっては役に立たないプラスチックのナイフがついているだけ。欧米人はこういう時に皮のままかじるのがフツウのようだ。
朝6時半にバスに乗り込み空港へ行き、飛行機に乗るまでにこんな量のある食べにくいものをほんとうに食べられるのか?食べたいと思うのか?かなり疑問である。
加えては空港の安全検査では、最近液体物はきびしく持ち込み制限されているので、ボトルのお水やジュースはかならずとりあげられてしまう。二本分飲みきることは難しい。
早朝の出発の時、いくら「朝食付き」のマークにはなっていても、ほとんど捨てられてしまう豪華なBOX朝食をお渡しするのが、「サービス」なのだろうか。なんともったいない事だろう。
今朝もみなさんほとんど食べていない様子。これらの食べ物をそのまま捨てようとしていたので、見かねて集める事にした。ハンガリー人のアシスタントの方が、もって帰ってくれるという。「うちの犬にやります」との事で自宅へひきとってくださったのである(笑)。