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クイーンズタウンは雪景色、オークランドと違う
2007-10-04
朝、AUK到着。
気温は17度、曇っていて雨もぱらついているが、少し涼しくてちょうど良い。いつもどおりのキビシイ食物検疫をとおり入国。

アメリカのように一度荷物をとり、国内線カウンターに預けると、ちょっと離れた国内線ターミナルへ移動した。今日の昼食はこのターミナルで各自適当に済ますことになる。バーガーキングには「KIWIバーガー」なるものがあるが、もちろんKIWIの肉などではありません(笑)。

13:30のクイーンズタウン行きは無事離陸。
一週間ほど前に北島の火山が噴火したというニュースをやっていたので、見えると嬉しいと思っていたのだが、途中眼下はずっと暑い雲の絨毯であった。

15時過ぎに雲の中へ降下を始める。クイーンズタウン郊外のリマーカブル山が山頂を白くして間近に見えてきた。オークランドの穏やかな感じとは違い、なかなか寒そうである。ここは緯度としては北海道の最北端以上になるのだからこの時期でも寒くなって当然かもしれない。

日本でいくら「しっかりしたコートを用意してください」といっても、半信半疑だった皆様も、これを見てきっと「もって来て良かった」と実感していただけた事だろう。気温は7度。オークランドとは10度も違う。


徒歩でターミナルへ入りすぐに古参ガイドのKEIKOさんとミート。
「心配してましたがお着きになられて良かったです」とのお言葉。なんでも、前のオークランドからフライトはここへ降りられず、なんとクライストチャーチに降りたのだそうだ。(翌日聞いたところによるとこのフライトにのっていたグループはその後バスで8時間も揺られて夜中の1時にクイーンズタウンに到着したとの事)

幸運に感謝してホテルへ向かう。
16時過ぎにはホテルの部屋に入り休憩。18時からの夕食前には少し晴れ間も見えて散歩に出る人もある。

夕食メニューはカリフラワーとブルーチーズのスープ、前菜はダックのベトナム春巻き風(これを店のスタッフは「北京ダック」などと言っていたが、出てきたのはベトナム風の春巻きだった)、もうひとつの選択枝がこの写真のグリルしたえびのライス添え。

前菜二品はなかなかアジア風でおいしかったので、「厨房には日本人がいるの?」とたずねると、「ヘッドシェフは日本人」という答えだった。なるほど、海老好きの日本人にぴったりでした。

メインにコースはりっぱな牛ステーキ。おいしくはあるが少し固め。ま、日本人の感じるおいしい肉というのは柔らかい事が第一条件だけれど、NZの人々はもっと歯ごたえのある肉をおいしいと感じるらしい。

デザートにココナッツのアイスクリーム+メレンゲ、クレメブリュレ、パッションフルーツ、タマリロ、ストロベリー。コーヒーかティーがついた。

まだ時間が早く、がらんとしたレストランでは男女二人のミュージシャンが演奏していた。
クラプトンのTears in heven,キャロル・キングのYou've got a friend。誰でもが知っている曲を始めて来た土地で聞く人は、きっとほっとするに違いない。

夕食のあいだも外は晴れたり降ったりめまぐるしく天気が変わる。すぐ外に見える街頭温度計は5℃。20:40頃夕食を終えた。まだ明るさが残る寒い屋外に少し出てみると。ワカティプ湖を渡る風が冷たく気持ちよかった。



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