船は終日ロードス島に停泊。
リンドスの遺跡へは船のオプションではなく、港に来ているTAXIを利用した。3,4人ならばこのほうが小回りが利くし好きなところで止まれるからよいのである。料金もオプション3人よりは安い110ユーロ程度。
さっそくバスならほとんど車窓でおわってしまうモンテ・スミスの丘の神殿とスタディオンの跡を歩く。やはり自分の足で間近まで行き、見上げる神殿は素晴らしい迫力に満ちていた。※大きさを理解していただく為に写真に入っていただいた方は身長175cmです。
他の石材はほとんど復元不可能なほどになっているが、こうやって入口だけでも建て直してくれていると往時の姿がよく伝わってくる。今までここも車窓から見て「知ってるつもり」だったのだ。
下のスタディオンから神殿へ導く階段がある。この下に立つと遠くから見えていた神殿は全く見えなくなる。しかし、上るにつれてだんだんと間近に神殿が姿を現して、よりありがたくみえる。こういった効果を考えて、階段の一番上から神殿を離して建てたのだそうだ。実際に登ってみるとよく分かる効果であった。