「本物が来る」とかかれたモアイ像の写真ポスターが目についた。
「へぇええ、東京は何でも持ってきちゃうんだなぁ、世界遺産に指定されていても持って来られちゃうんだ」と思った。
イースター島へは行ったことがない。
モアイ像は一度は自分の目で見たいとおもっている。
行かない手はないでしょう。
展示場所は東京駅前マルビル。吹き抜けの広いホール奥にモアイの姿をみとめた時には嬉しくなってしまった。
近づいてみると、確かに本物の石で出来ている。しかしどうも新しい。記述を読んでみると1995年に新たにイースター島で製作されたもので、「平和のモアイ」と名付けられているものだという。
なるほど、「本物」には違いない。イースター島の島民が旧いものと同じ材料を使って同じと思われる技法で造り上げた。歴史の風雪に曝されていないので風化していないだけである。一見する価値が確かにある。で、「ほんもの」と納得します?