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ラインの滝の洗礼
2007-08-15
こんな写真、撮りたくても二度と撮れません!

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スイス領シャフハウゼンにあるラインの滝へ。
落差21メートルの滝と聞くと、滝大国である日本人には「大した滝じゃないね」と思われそう。しかし、実際に目にするラインの滝は実に豪快なしぶきをあげて良い意味で予想を裏切ってくれる。

観光はただ岸から見るのではなく、30人乗りぐらいのボートに乗って中洲として屹立している岩場に上陸し、急な階段を登る。するとすぐ下に滝の迫力を楽しむ事ができる。ここではどうやらゲーテの時代からこういう楽しみ方をしていたようである。

さて、今日も天気良く、我々一行もボートに乗り込んだ。轟々ととどろく瀑布に船もだんだんゆれてくる。中州まで10メートルぐらいに近づいた時、船が方向転換をした。

「あ!」という間もなく突然の横波が私の座っていた側を襲い、ざばん!と大量の水が頭からぶっかかってきた!逃げる暇などない、ほんとうに一瞬である。

頭のてっぺん髪から顔、シャツなども色が変わるほどずぶぬれ。ズボンからパンツにまで水が染みてしまった。文字通りの濡れ鼠。
その襲ってきた波がかぶさる瞬間、どうやらシャッターがきれていたらしいこの一枚であります。

岩場に着いて下船。持っていた手提げカバンがたぷたぷした感じなので逆さにしてみると・・・、なんとじゃぁ〜っと水がこぼれ落ちた。本当に幸いにもパソコンは中に入れていなかったが、バインダーにはさんでいた書類はすべて「床上浸水」状況であった。



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