午前、ブレド湖の島や湖畔の崖に建つ古城見学。午後ポストゥーミャ=ポストイナ鍾乳洞見学、長いバス移動にてクロアチア領プリトヴィッチェ国立公園近くグラボバッツ泊。
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ブレド城からブレド湖を見下ろした写真である。小さなブレド島にマリヤ教会の鐘楼が絵になる。
スロベニヤの国旗にも図柄の登場する国の象徴トリグラブ山も少しだけその山頂を見ることができた。写真右上のあたりに少し顔を出している白い三つの頂が確認できるだろう。「トリグラブ」とは「三つの尖り」という意味である。
標高が2800メートルほどなので、湖畔まで降りてしまうと周りの低い山が邪魔してほとんど確認できない。
九州の半分ほどの国土しかないスロベニヤだが、彼ら独自の言葉と文化を守ってきた。オーストリアの支配にもイタリアの文化にも埋没することなく、すぐ隣まで侵攻して来たトルコにも屈することなく。