26日の午後のことになるが、ここに書きます。
**
リブリャナの観光を終えて午後ブレッド湖畔へ。ホテルについたのはゆっくり15時前。いつもこれぐらい余裕がある行程だといいんだけれどね。
ブレッド湖はもうすこしでオーストリアの国境とう場所になるが、スロベニヤを代表する景勝地である。小さいながら美しい湖にはモーターボートは禁止。小島には絵になる教会。周りを囲む山々のひとつには古城がそびえる。
一周しても30分ほどのプチトレインで湖を回った後、スキーのゲレンデになる場所にあるチェアリフトに乗りに行った。
冬は雪に埋まる斜面に、日本では見られないスライダーがあった。子供達が一人乗りのボブスレーみたいなものに乗ってけっこうなスピードで降りてくる。
「やってみたい!」と思ったのは同行してた十名ほどのうち三名であった。はい、私も含みます(笑)。
3ユーロでチェアリフトにのる。
頂上で降りずにそのまま降りてくる人はそのままの料金。降りてこの「ボブスレー」に乗る人はあと3ユーロ。
今までもこういった乗り物を見かけたことはあった。特にスイスの登山鉄道などでは、斜面を利用したこういう乗り物がよくある。日本に見かけないのは、やはり「危なそう」に見えるからなのだろう。何事も「自己責任」のヨーロッパならではの乗り物かもしれない。今までも乗ってみたいとは思っていたが時間がなかったシロモノに、今日はついに乗れる!
さて、乗ってみる。
両手で前後に操作するレバーを握る。これを手前に引っ張ればブレーキがかかる。前にたおせばするすると滑っていく。単純な仕組みである。
動き出して最初の坂、カーブにかかった時には、ジェットコースターがカーブでかかるようなガクンという音がしてちょっとびっくり。しかし、その後は慣れてどんどんスピードを上げられるようになっていった。
とにかくレバーを離さずちゃんと乗っていれば大丈夫。風をきってとても気持ちが良い。
途中で上をいくチェアリフトからツアーメンバーに撮っていただいていたのがこの写真。下に着いたときにはこちらの方が先でした。