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冷房のきかない北欧
2007-06-10
午前、ベルゲンを小観光し空港へ。昼過ぎストックホルム到着。市庁舎やガムラスタンを見学した後、郊外のソレンチューナにあるホテルへチェックイン。

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写真はストックホルム市庁舎下のアーケード。
日陰は風が吹き抜けて気持ちが良い。
すぐ前のメーラレン湖では裸になった市民がたくさん日光浴中。日本人観光客はやっぱり日陰が快適に感じます。

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今回ここまでずっと素晴らしい晴れの天気に恵まれてきた。
良い事なのだが、持ってきた皮のコートは全く出番が無い。(そう、6月でも、いや7月でも8月でも、天候は急変してぶるぶる震えそうなほど寒くなる事があるので、一応は持って来ている。)

暑い日本の夏を避けて涼しい北欧を楽しみたいと思ってやってくると、こんな好天ばかりの時には想像以上に暑い。

近年まで基本的にそれほど暑くならなかった北欧では、建物やバスの冷房というものが完備されていないか、あっても弱くて使えないシロモノだったりする。

今回ベルゲンで泊まった近代的なホテルはロビーの天井がガラス張りになっているので、温室のように暑くなる。部屋も高層階にあがるとむっとするような空気が溜まっている。あまり広く開かない窓を開けて暑さに寝苦しい夜をやり過ごすことにもなるのだ。

こういう体験をしてくると北欧の旅のベストシーズンが夏だとはあまり思えなくなる。寒い場所には寒い時期に行くのが良いというのも分かる気がする。オーロラツアーもホテル内はとっても快適に過ごせる。雪の森に囲まれたスキー場のピンっと張り詰めた空気。さらさらの雪と遊んだあとでホテルの温水プールに入って泳ぎ、あたたかいロビーでビール。運がよければ外にはオーロラ。快適な北欧の冬です。



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