朝オスロ港到着。
そのまま観光して昼食後14時半ごろホテルチェックイン。午後自由。
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オスロの観光のハイライトはバイキング船博物館である。9世紀頃からのバイキング活動はパリを包囲し、遠くシチリアに王朝を建て、アイルランドにも町を建設し、アメリカ大陸まで到達していた。これらのイメージこそが北欧の原点にある。この写真の巨大なバイキングシップを見れば、百万の言葉を費やすよりも簡単にその事実を体感する事ができる。これを入れないでオスロの観光が成立するはず無い。オスロにきたらまずはこれを見よ!と言いたい場所なのである。
しかし「最近ここに来ないツアーが多いんですよ、入場料がかかるから」とガイドさんが嘆いた。「え?ほんとに!?」
たしかに今朝オスロ港に着いた船に一緒に乗っていた日本のツアーが、ほとんど来ていない。ここを入れずに「王宮の庭を散歩」なのだそうだ。う〜ん、ここまで削ってしまってはノルウェーの文化を理解することさえ出来なくなる。良心の欠けた行程作りじゃないですか。「観光」というものを軽くみているからこそ一番大事なところを「入場料を省くために」抜く事をする。
実際こういうツアー内容だという事に行ってから気づく参加者はいい迷惑である。値段だけでツアーを選んではいけないという実例だ。
このような内容のツアーに自分はは行かない、という方針を貫こう。いつも100%でなくとも自分が納得できないような仕事はすべきでない。