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ライブドアが生き残る訳
2007-06-05
月刊現代の記事を読んで。
「ライブドアという名前のまま『僕達は虚業じゃない』って証明したかったんです」現ライブドア社長出澤氏と、その意志を理解して「ライブドア」であり続ける300人の社員。
あれだけ世間を騒がせ、叩きまくられている企業が、今だ生き残っている。その底力が何なのか興味を持っていた。月刊現代の「それでも僕はライブドアで働く」と題した記事はまさにその理由を解いていた。
ライブドアという企業の核にはちゃんと技術者魂が生き残っていたのである。この文の主人公となっている出澤社長は社名がまだ「オン・ザ・エッジ」だった頃の6年前2001年にライブドアに入社。ホリエモンと机を並べて技術開発していた事もあった。その後の数年、ライブドアが大波に翻弄された間にもその原点にとどまり続けていた事で、結局今の「ライブドア」を守る役目を負った。そして、グループの統括をしているソニー出身の平松氏が「名前を変えたほうが良い」と再三迫っても、頑として愛着のある名前を捨てずにいるのである。
名前を変えない事でヒルズを出た後のテナント探しには一年もかかったそうだ。そりゃどの家主だってスキャンダル企業には部屋を貸したくない。世間は社長だけでなく一社員まで色眼鏡で見るだろう。「あの」ライブドアでまだ働いてるンだって、と。損害を受けたと主張する株主達との訴訟だって抱えている。
しかし、そういう誹謗中傷・法廷紛争を甘受してライブドアに留まっている奴らは強い。信念がある。信念がある300人は信念の無い3000人よりも結束する。誇りを持って「僕らは世間で言われているような虚業じゃないんです」と出会う人毎に正面から話をするに違いない。その瞳はきっと人を説得するだろう。
株価という金のまわりにひとは群がるが、信念ある瞳の方が最後には人を繋ぎ止める。
IT技術者がより良きネットサービスの為に開発にしのぎを削るのは虚業ではない。株価という変幻自在の化物を操ろうとたくらんだ事を虚業と呼ぶのだ。
「株価」というのはそれだけでは実態がない。しかし、株という実態の無い金のやりとりによって実体が左右されてしまうという不思議。技術者であったホリエモンはその不思議に惑わされ堕落してしまった。
自分が本当に何をしたかったのか見失った時に人は道を誤る。
最近ライブドアが開発した新アイデアは、登録したブログが更新された事をいちいちアクセスしなくても知らせてくれるというもの。開発者ma . laというハンドルネームを持つ22歳の社員はライブドア運命の日=強制捜査の入った2006年1月16日、ヒルズに社長面接に行っていたのだそうだ。沈むかもしれない船にあえて乗り込んだ若き技術者が、最後まで最初の信念を失わずにいられますように。
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人のアラを探したり批判・中傷する雑誌記事が多い中、この記事は希望をもたせてくれた。書いたライター、文末に載った簡単な経歴を見ると私と同世代だった。 人の挫折も苦しみも少しは自分の身近に感じられるようになる四十代。だから、やっと人を元気づけられる程度の文章を書けるようになる世代なのかもしれない。私もまた人を中傷する文章ではなく、人を応援し元気づける文を書きたい。
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