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デス・ヴァレー全米最低地点
2007-04-17
塩の湖である。アメリカの海抜最低地点はデス・ヴァレー国立公園の中「バッド・ウォーター」と名づけれた場所にある。海面下85.5メートルの看板がある。海面は背景に見える岩山のちょうど中腹あたりとなる。「SEA LEVEL」というサインが出ていた。

暑い。4月半ばのこの時期でも30度は越えているだろう。夏になると軽く40度を超えてくるのだそうだ。年間降水量も50m以下。といっても一昨年は豪雨に見舞われたりしたそうだが。

ネバダ州の南東に位置するラスベガスから西に3時間ほど。車はどんどん下り坂を降りていく。周辺の風景もどんどんかわっていく。ラスベガスでさえも砂漠にあるわけだが、ここまでくるとサボテンも見あたらない。

しかし、ここは名前のような「死の谷」ではない。特にこの春の時期にだけ出現する川があり、そこには魚も泳ぐ。実際にそのソルト・クリークに行ってpop fish と呼ばれるその魚を目にして実感した。川の水を舐めてみると海の水のほどではないが塩味がする。これって淡水魚?(笑)。

水面にはトンボも飛んでいる。アブもついてきた。河原にかがんで地面を見ると珊瑚の様な色をした小さな植物も見つかった。荒涼たる風景と生物の対比に生命の強さを感じさせられる。

また、人間にとってもここは不毛の地ではなった。BORAXと呼ばれる陶器を強化したり石鹸の材料に使われる原料がここから採掘されている。金のほかにもいろいろな鉱物の採掘が行われていた。

魚や植物、鉱物発見の、こうした展示を見ていると、「見る人が見れば」ここも死の谷などではなかったというのがよくわかった。



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