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機内映画「マン・オブ・ザ・イヤー」で自分の英語力を知る
2007-02-19
TVショーのコメディアンが大統領になろうとする話。
全編にわたりロビン・ウィリアムらしいアメリカンジョーク(シモネタいっぱい)が炸裂しまくる作品である。こういう作品は日本でなかなかウケナイ。

はじめ日本語の吹き替えがないと思って、中国語の字幕付き英語バージョンで見始めた。が、これがちいとも理解できない。聴衆がどっと沸いているシーンでぽかんとしているのは実に間抜けである。

「こまったなぁ」と思ってもう一度テレビシステムを操作しなおして、少ししてから日本語の吹き替え版を出す事に成功した。(外国の航空会社の個人テレビシステムはまだまだ使いにくい)

そして改めて日本語吹き替えで見始めた。
そしてやっと「ああ、そういう事をいってたんだぁ」と分かった。
たとえばこんな台詞。
“NASAは2500万ドルかけて無重力状態でも書けるボールペンを開発したんだけど、同じ問題をロシアはたった5セントで解決したんだってさぁ…鉛筆使ってね(爆笑)”

てな話を、ロビン・ウィリアムスはおどけた早口で喋っていたわけだった。全編見終わって、今度はあらためて英語で見始めた。すると、さっきのところにきてロシア人のコメントのところでは、ちゃんとロシア訛りの英語みたいに喋っているのに気がついた。ロビン・ウィリアムズ芸細かい!

1回目日本語吹き替え、2回目英語で見て「なぁるほど、こういうのが面白いわけなんだなぁ」と遅ればせながら「理解」はしても、「笑える」というのとは全然違う。ニュース英語とは全然違う、こういうトークショーの英語はさっぱり分かっていなかったって事だ。これが自分の英語力の実態である。

私の英語力なんて使っているだけで、ほんとうに理解しているのかなんてかなりあやしい。これは自分自身が常に肝に銘じておかなくてはならない。ましてや、その他の外国語についてなんて、児戯にも等しき状態である。忘れるな!おまえは外国語など喋れないのだ!!

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