煎餅、納豆、チーズという一見異質に見えるものを一緒に食べてみると意外にあっていたりする、と。このようなお煎餅もあるんですな。けっこうおいしかったです。
この手の製品のさきがけだったのは「チーズおかき」だろうが、あの組み合わせをはじめて考案したのは誰なんだろう。チーズは欧米に比べて日本人の消費がとても少ない食材である。調べてみると日本人は国民一人あたり年間で1kg、フランス人の約1/22、アメリカ人の1/11なんだそうだ。
こんな日本で煎餅様にチーズをあわせて食べさせるというアイデアがすごい。きっととても勇気が要ったことだろう。それと共に確固たる自信があったに違いない。「これはぜったいおいしいのだ」という自分の味覚に対する絶対の自信。結局その「誰か」の感覚が世間に受け入れられて、今では普通に「チーズおかき」が存在するという分けです。