暖かな冬の陽気にさそわれて、江戸川の支流に沿った大きな水元公園に行った。行ってみて分かったことは、川を挟んで向こう側にも同じような公園があるという事。遠目には水元公園よりもいろいろな設備がある様子で、子供たちが遊具で遊んでいるのが見える。

「せっかくだからあっちも行って見たいなぁ」と思って周りを見回すが、二つの公園をつなぐ一本の橋もなかった。「なんでこの二つの公園をそんなに分ける必要があるのだろう？」と思ったが、地図を見て納得。水元公園は東京都で対岸にある「みさと公園」は埼玉県になるのである。

行政の管轄が違うと同じような施設に対しても完全に違う予算から整備費が出される。いくら近くだからといって、コンセプトを同じくして広く交流しようとか、そういう発想に至らないのが役所なのだろう。

二つの公園を何本かの橋でつないで行き来できるようにすれば、もっともっと人が集まってくる場所に出来ると思うのだけれど。