スカラ座が改装して新しくなったのは聞いていたが、どこが変わったのは今日ガイドさんのお話を聞くまで知らなかった。
この写真で屋根に四角い天井が付け加えられたのが分かる。これは舞台装置の転換などをより早く効率的に行う為の装置が入っているのだそうだ。天井と同様に地下もまた16メートル掘り下げたという。ボタンひとつで様々な舞台装置の転換をすることが出来るようになった。
スイス人建築家マリオ・ボッタの改修である。下記にご本人がこれについて説明しているサイトがありました。
http://www.botta.ch/Page/Re%202004_448_TeatroScalaMilano_en%20(Pu).php
スカラ座というのはオペラの殿堂であるから保守的な印象があるけれど、実際こういった時代の新しい技術はすすんで取り入れてきた。1883年世界で始めて電灯証明を使った劇場なのだ。