「
世界の写真
」では
国別に小松の撮影した写真をお見せしています。
「
ツアコンモバイル通信
」は
日本旅行HP内に掲載した
お話を国毎にまとめました。
《
手作りの旅
》は
「
こま通信
」企画の旅です。
こま通信のお問い合わせは
komatsusin2@gmail.com
までお願いします
ユーザ名:
パスワード:
パスワード紛失
新規登録
★ こま通信日記 ★
view List
view Box
Image Gallery
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
2007 年 1 月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
Archives
2014年11月
2014年09月
2014年08月
all
Search
男の最良の年代
2007-01-04
「ローマ人の物語」の著者、塩野七生さんの作品にはたくさんの男達が登場する。そこではよくこんな形容のされ方をする。
30歳から47歳という、男にとって最上の時期を・・・
48歳から52歳という、男にとっては最後の勝負の時期を・・・
前者は紀元6世紀の秘書官カシオドロスが、西ローマ帝国滅亡の後のイタリアを統治したゴートの王テオドリックに仕え、その行状を書き続けていた時期の事。
後者は東ローマの有能な将軍ベリサリウスが、皇帝ユスティニアヌスによって閑職におかれていた時期の事。
そのほかにも、彼女の筆致には明確に男の年代について「こうあるべき」というイメージがあるようである。45歳の男から見て、そのイメージ付けはかなりの程度あたっているとも思うが、「人は年齢で区切られるほど一様ではない」という違和感もある。
確かに人の一生には「それをすべき時」というのがあるだろう。学ぶべき時、考えるべき時、行動すべきとき、精算すべき時。適した時期というのはあるかもしれない。しかし、それはそれぞれ個人の選択した職業や、おかれた立場で大きく異なってくる。それは30歳よりは40歳、50歳、60歳と、年齢が上がれば上がるほど個人差は確実にひらいている。
「男の最良の時期」というのは、実際は年齢では決まらない。
そう、そう思っているにもかかわらず、この塩野さんの言葉がひっかかってくるのは、どうしてだろう。やはり、今の自分の年齢と比較して考え込んでしまうからだろうか。「自分は最良の時期を無為に過ごしてきたのではないか」という後悔。
それにしても「男の」最良の年代というのには言及しても、一度として「女の」最良の年代、という言葉には出会ったことがない。いったいそれはいつ頃なのだ?
はっきりいえるのは、男にせよ女にせよ、最良の時期というのが20代でないことだけは断言できる。安心して歳をとりましょう(笑)。
Back
予定なし
(2014-9-17)
(2014-9-17)
(2014-8-17)
(2014-8-14)
(2014-8-14)