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メントスいちごヨーグルト
2006-12-19
フランスでみつけたプリングルスの「ギリシャチーズ味」の話を載せたが(⇒今年11月18日の日記参照)、ほかにも日本では味わえないフレーバーで売られているものがけっこうある。

このメントスは今回見つけた。上のピンクのやつは「fraise yoghurt」=フランス語で「いちごヨーグルト」と書かれていた。裏には英語でも書かれている。

下のはメントスの「フルーツミックス・キリシトール入り砂糖抜き」である。箱の裏には白樺の絵がのっていて「なるほどな」である。こちらは英語で[Surgerfree][withXYLITOL]と書かれている。フランス語とオランダ語と両方で説明書きがある。

ベルギーという国はオランダ語(フラマン語)とフランス語の二言語地域にわかれている。ベルギー語という言語はないし、ベルギー族という民族は、(かつてカエサルが2千年前に定義した時にはあったのかもしれないが)今は存在しない。

そんな国ではすべてが二ヶ国語で表記される事がたいへん重要な政策である。両方の言語民に平等間が必要なのだ。西日本と東日本で全く違う言語が話されていたら、どんな感じがするだろう。国会は何語でやる?

交通標識から地名さえも。たとえば「アントワープ」はフランス語では「アンヴェール」となる。いろいろな行政文書、説明書、すべて二言語でなくてはならない。

このメントスでも、交通標識ほどの厳しさはないが、やはりパッケージに何語で表示するかは、販売側にとってはなかなか手間のかかる事だろうと推察される。たとえばフランス語だけで表記されたフランスのものをベルギーで売ってもよいのか?ドイツ語表記だけの製品はどうなのか?スペイン語のものは?



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