パリより直行便にて14時過ぎに成田到着の日。

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11月6日よりヨーロッパの全ての空港で液体の機内持込が禁止された。許可されているのは100ml以下の容器にはいったもので、これを透明なビニール袋に入れて検査官に見せる必要があるという。

この規定は知っていたので、皆様ちゃんと用意していただいておりました。よって問題なくセキュリティを通過・・・と思いきや、先に検査を抜けて待っていた私を呼ぶ声がした。
「あの市場で買ったチーズ、持ち込めないって言われているんです」

え！？そんな事ないでしょー？
ちゃんと真空パックまでしてもらって（写真はマーケットでひとつひとつ真空パックしてくれているところ）いるんですよぉ〜。
係官は「クリーム状になるから液体とみなす」として、ゼッタイ×だという。それじゃハードタイプのパルメジアーノやグリュイェールチーズならイイのんかい？

朝、私と一緒に市場に行ってモンドールのチーズを買った人が数人、つぎつぎに見つかっている。（中には見つからないでそのまま通った人もあった。実は私のかばんの中にも整髪用ジェルが忘れて入っていたんですが・・・）

あ〜、どうしようー、皆さんに申し訳ない！
と思っていたら、係官が「もう一度カウンターへ行って預けてきなさい」という。え！今回はそんな事ＯＫしてくれるんだ、やった〜。

数個のモンドールを、代表でお一人預けに行っていただき、ほっと事なきを得ました。

※この液体持ち込み規定は実に厳しく運用されていて、ヨーロッパ内の乗継空港で見つかった場合には、こんな風に預けに行く事もできません。没収！されてしまいます。

ほんとうにチョコレート、それからフォア・グラも禁止対象商品になっているそうです。皆様、充分ご注意を。