朝、雨も上がりちょっと寒いがよく晴れている。
午前中はルーアンの徒歩観光。午後オンフルールを経てブルターニュのサン・マロまで走る。
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ルーアンのヴィュ・マルシェ(旧市場)広場には1970年代に新しい教会が建てられている。ジャンヌ・ダルクが火刑に処せられた場所には高い十字架が設置されている。
龍のうろこのような屋根がながく兜のように伸びる。そばで見ていても全体像を把握しにくい不思議な造りだ。
新しい教会だが内部はこんな美しいクラシックなステンドグラスで飾られている。これは実はホンモノの中世のステンドグラスなのである。
フランス革命、普仏戦争、二度の大戦を経て、フランスの教会はたくさん壊されてきた。古い教会から取り外して退避させている間に本家の教会が焼け落ちて行き場を失ったステンドグラスは実はたくさんある。
これはそんなもののひとつを上手にはめ込んで利用している。