チェ・ゲバラという人には以前から興味があった。
今回ドイツ往復の飛行機の中で、戸井十月という方によって書かれた、表題のような本を読むことが出来た。

一生が長い旅であったようなゲバラの人生だけれど、特に彼をを成長させたのが、23歳からおんぼろバイクに二人乗りして出発した南米をめぐる旅だったのが分かる。

※この旅については、モーターサイクル・ダイアリーズという映画にもなっていた。私はこの映画を題名もしらずにどこかのホテルで見ていたのだと、気がついた。

そうだ、人は旅することによって変化する。

「旅しなかった人」よりも「旅をした人」の方が何倍も、成長する可能性がある。

※脈絡なく思い出したのは、マルコムＸの身に起こった、メッカ巡礼の旅による大きな変化。この変化がなければ、マルコムＸは今ほど評価されるようにはならなかったのではないだろうか。