大阪人の私は、実は「広島風お好み焼き」というのをこれまで食べた事がなかった。食べてもいないくせに『お好み焼きは絶対大阪でっせ』と固く信じていた。今日実際に食べてみるまではね。
造成過程を近くで見る。
キャベツを生地の中にいれてしまう大阪に対して、あくまでもキャベツの存在が残るように大量に積み重ねる広島風。これが気に入りました。大量のキャベツも圧縮されてうまみを凝縮したしんなりしたものに変わっていく。広島風はおいしいキャベツを使うことがおいしさを決定すると言えそうだ。
キャベツの量に比べて小麦粉の量は圧倒的に少ないのが広島風。これもまた私の視点からは新鮮に映った。最初にクレープのようにベースをつくり、また、最後にサンドイッチにするように使う程度。
大阪のお好み焼きは、この小麦粉を使った生地をどんな材料でつくるのかがカギになるから大きく違う。
野菜を食べさせるのが広島風、小麦粉の生地を食べさせるのが大阪風、という風に勝手に理解した小松でした。
東京でもおいしい広島風お好み焼きのお店ご存知の方、ぜし、教えてくださいませ〔笑〕