終日、公共交通機関を使ってのパリ歩き。
ノートルダム⇒コンシェルジュリ⇒クリュニー中世博物館⇒パンテオン⇒サン・シュルピス教会⇒オランジェリー美術館⇒ルーブル美術館、とこのように回りました。美術館はあくまで見たいところをピンポイント見学するスタイル。今回は6日間有効のミュージアム・パスを利用するので、こういう贅沢な方法が可能なのです。
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キリストのかぶらされた「いばらの冠」は今どこにあるのか知ってますか?
それは、ここパリのノートルダム大聖堂にあるのです。グループは数知れないほど訪れるのに、宝物室を見学していくケースはほとんどありません。
ほら、この金色のドーナツ型入れ物に入って寝かされているのがそうなのです。後に列聖されるルイ9世がビザンチンの王から購入したという代物。
もともとはこれを収めるために建てられたサント・シャペルにおさまっておりました。サント・シャペルの建築工費よりもこの聖遺物購入代金のほうが高かったのだそうです。