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機内映画「明日の記憶」
2006-06-29
成田到着。
***
行きの飛行機だったが、機材はJALだったので、表題の映画を見ることが出来た。渡辺謙が「ぜひ、やりたい」という事で映画化された作品だったそうだ。
若年性アルツハイマーになっていく主人公の年齢は50歳。
だれでもがこのくらいになると肉体的に「衰えた」と感じる事がある。記憶だって「えっと、なんだっけ」と日々口にしている。だから、私にとっては、どんなホラー映画よりも、「こわい」映画だった。
途中で医師が口にする「人間の肉体というのは、はじめの十数年を除いて、ゆっくり滅びてゆくものなのです」という言葉は、まぎれもない真実である。
が、肉体はそうであっても、精神は違う。
そして、「人間」というのは、基本的に精神の事を指すのだと思っている。だから、その基本的な部分がゆっくり破壊されていくと分かったら、どんな気がするのか。ほんとうに「こわい」のだ。
***
知人に映画館関係の仕事についた人がある。
その職場で「明日の記憶」の延長上映画決まったときに、渡辺謙自身が舞台挨拶に来たのだそうだ。
舞台上で彼は、プロモーションにあたってくれたスタッフの事を賞賛し、感謝の言葉を述べていたそうだ。華やかな舞台に立つ人皆が、そういった気遣いをする訳ではない。
苦しみながらキャリアを積み重ねてきた人だけが、ほんとうに感謝する気持ちを持つ事ができる。そういう言葉を無理なく口にする事ができる。
知人いわく、渡辺謙は「おれと同い年。ほんとうにいい奴だった!」そうである。
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