この日は朝DCのダレス空港からシカゴ経由で帰国の途に着いた。
昨夜最後の食事会での料理がこれ。
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アメリカは食事がおいしくない、とはよく聞く感想である。
確かにステーキやロブスターなどを料理する場合多くは繊細さに欠けるように感じる事は多い。
または、ファースト・フードなどをあさっている限りにおいては、また、ツアーの食事に振り回されている限りにおいては、そうなのかもしれない。
しかし、ちょっと探してみれば、けっこうおいしい店に出会うことが出来る。これは国を問わずいえること。もちろん食べる方に好き嫌いや強い嗜好があっては難しいけれど。今回実感した事だった。
メキシコ料理と思って入った店だったが、実際料理はスペイン料理を思わせる料理だった。ワインもテンプラニーニョ種を使ったカスティージャの赤。赤くみえるのは中にえびのクラッシュしたもの+いろいろが入っていて変わりラビオリのような感じ。トルティージャもおいしくチーズが溶けていて、緑のソースをかける。ちびイカもからっと揚がっている。写真の料理を解説するのは私には手に余る事だが、どれも充分繊細に食材を選んであった。
やっぱり自由食としておいてみんなで食べにいけるのが最高ですね。