天気の良い一日になるというので、7時のニュースで紹介していた上野動物園のかわうそを見に行った。
かわうそは見た目、動きがちょろちょろかわいいので、けっこう人気がでている。愛嬌モノといった雰囲気で、予想通りうろうろ走り回っていた。
10時半の餌の時間がちかくなると、ソワソワしてくるのは、今か今かと待ちわびていいるかららしい。
いよいよ飼育係のおじさんが登場して、餌のアジを手渡してやると、表情は豹変! ウオ喰い動物の本性を現した。
アタマから噛み付いた新鮮なアジからは赤い血がしたたり、かわうその顔を染めている。目の輝きまでが肉食動物のそれに変わっていった。
***
動物は、ともすればその性格などではなく、ただただその外見のかわいらしさだけで人間に好かれたり嫌われたりする。
パンダにしろあの柄でなかったら、たんなる熊だし。
体の模様のおかげで、本人の意志とは関係なく人気者になってしまったのは、よかったのかどうだったのか。。。