表題の番組を数回みている。つくり方としては「プロジェクトX」を思い出させる。しかし、あそこまでノスタルジックでなくて面白い。そう、現在進行形の人が面白い。

取り上げられる人に共通しているのは、世間的なレールをはずれ、一度は落ち込んだ時期があり、そこを自分の力で克服して、なんとかやってきているという事だ。

自分の信じるところを追っていくという事は、世の中の「こっちが儲かる」とか「こっちが無難」とか、「こういうふうにするべき」とか、そういった甘い水・ぬるい水を自分から遠ざける事だ。

当然、その人は経済的・社会的に敗者に見えてしまうだろう。
しかし、そこで人は信念を試されている。

ひるがえって考える。
自分自身に信念はあるのか？
「ある」と思う。そして、自分の今はそれを試されている試練の時期にあたるのではないかと思う。他人からどう見えていようとも、それは自分で分かるのだ。

まだ山は高く、道は険しい。