キリスト教のお祭りであるカーニバル。この時期世界中で行われるが、ニースはその中でもパレードが有名である。
約2週間の会期のうちほとんど毎日、それも日によっては昼夜にパレードが行われるのだ。その都度嗜好を変えて行われるのだが、今日はなかでもニースの呼び物である「花合戦」の日であった。
「プロムナード・ザングレ=英国人の散歩道」に続く「キー・ド・エタジュニ=アメリカ人の海岸」沿いに大きな臨時観客席が設けられ、入場券を買って入る事になる。(我々は込みのツアーでした)。
午後2時半から二時間弱のパレードは、巨大なドラゴンのバルーンやいろいろに花をもりつけた山車が20ほど登場。コースをゆっくり二周する。
黄色いミモザの花をメインにして、春を感じさせる花々は観客席に待ち構えた人々に投げられる。これを持ち帰って家に飾ると、ニースの人々は春が来たんだ、と感じるそうな。