バルセロナの闘牛場は、モンジュイックの丘の麓スペイン広場に面してある。1929年の博覧会の時に整備された一角で、クラシックなムデハル様式のアーチが印象的。
現在その器だけを残して、内部はショッピング・センターへの改装を行っていた。ご覧のように、ほんとに卵の殻を残すようにして工事を行っております。
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私の理解では、バルセロナという場所自体が闘牛にはあまり熱心でない。カタロニアというこの地方はマドリッドを中心とするカスタリア、スペインとは言語をはじめ文化も全然違うという事である。
ブエノスディアスでなくボンディアと挨拶する。
出口はサリーダではなく、ソルティダ。
ビールはセルベッサではなくビラ。
なんだかフランス語やイタリア語が感じられるカタロニア語文化圏の首都バルセロナです。