だいぶ遅れましたが雪の成田空港に到着。
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ロイヤルコペンハーゲンというと多くの人は青色で描かれたシリーズを思い出すのだろう。
しかし、このメーカーの最高にして最大の作品は、この「フローラ・ダニカ」シリーズであると断言できる。
植物辞典をモデルにして、緻密に植物を、カラフルに表現する。それも実物大で、である。焼きあがった時の色まで考えての絵付け・焼きは培った歴史があってこそのものだ。
全て揃うと千八百点以上。全てが違う絵柄である。
ロシア皇室への献上品として始めて作られた逸品。
現代ではとてもこういうプロジェクトはうまれてこないのではないだろうか。
これは今でも買うことが出来る。
陶磁器の類にそれほど興味があるわけではないが、これだけはいつか、一枚だけでも手に入れたいと思いませんか。