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気候急変
2006-01-17
船は昨夜夜中から揺れ始めている。
朝には大きな振幅で揺られているのがはっきり分かるようになっていた。

それでも、朝食が食べられないような揺れではない。置いたコップは倒れないし、中の液体もこぼれない。新しい船はスタビライザーもつけられていて、よく機能していると感じる。

外の強烈な風を確かめようと9階へ上がり、甲板へ出ようとした。が、扉がなかなか開かない。風圧で押さえつけられているのだ。やっと押し開けて外へ出るが、ひとりで出ているのはちょっと危険だと思われる状況だ。

すぐ近くの島の尾根に高々と発電風車が並んでいるのはが印象的だ。それはまるで最果ての北の島で人知れず修行する僧の様である。

11:45分、船はホニングスヴァーグに到着。
ここで下船。ヨーロッパ最北端の岬として有名なノール・カップへは通常ここから観光をスタートさせる。しかし、今日は強風のため中止の放送があった。

このコースは昨年までノール・カップへ行く行程にはなっていたが、今年ははずされていたので幸いである。冬の真っ只中にノール・カップへ行ける事は、最近になってやっと出来るようになった事であり、かなりな難行なのはあたりまえだろう。

※昨年ノール・カップへ行った記事は下記の三番目の項目に書いております。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/mylinks/viewcat.php?cid=34

下船後、ホテルで食事。そして内陸部のカラショークへ向かう。
二時間ほどはフィヨルドにそった道を行くが、強烈な風が吹いていてバスが振られている。

トンネル内には雪が吹き込まないようにシャッターが取り付けてある程の場所なのである。

内陸に入ると風はおさまったが、今度はどんどん気温が下がってきた。途中車外で休憩した時にはすでに−16度まで下がっていた。
カラショークは−20度になっているだろうという事である。

到着後、夜のニュースをみると、我々が船で越えてきた沿岸都市ハマーフェルドが強烈な風で被害を受けたと報じている。
なるほどね、こりゃあ常にない気候だったのだ。



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