エジプト全土に現存するピラミッドの数は102とも言われるが実際にははっきり分かっていない。しかし、そのどれもが、違う内部構造を持っているのは面白い事である。
私もこれまでいろいろ入ってきたが、やはりこのクフ王の大ピラミッドの内部が最も興味深い。
この写真で、観光客出入りしている場所は、後年アル・マムーンが無理やり開けたもの。上の方に見える入り口が本来の出入り口。これって、実は真ん中になっていないのがよく分かる。ここから導かれる内部空間もまたピラミッドの真ん中になってはない。
これにより、もしかすると現在発見されている内部空間の他に、全く同じぐらいの広さの空間がまだ存在するかもしれないという。実際に波動検査の結果、何か空間があることは確かだという事だ。
四千五百年、人々の目の前にあっても、そう簡単に近づいていけないミステリー。やっぱり大ピラミッドはおもしろい。
※現在大ピラミッドは一日の入場制限を行っているので、エジプトを訪れるツアーならなんでもが内部に入れるというわけではありません。