シドニーオリンピックで彼女が優勝したスタジアムにいた。
それで、なんとなく彼女の動向は気にかかる。
※下記オーストラリアの記事の中からご覧ください。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/mylinks/viewcat.php?cid=19足の骨折まで経験し、この二年思うように走れなかったという彼女。直前に肉離れが発覚したにもかかわらず出場を決めた今回のレース。どのような決意で臨んでいたのかは、新聞などで書かれている通りだろう。
優勝した後のインタビューでは、質問に答えるというよりも、もっと長く自分の言葉で気持ちを語っていたのが印象的だった。
「もう走れないかもれない」と思った時から、こうして復活してきた姿は、ただ優勝した勝者の姿よりずっと見る人に訴えるものがある。
弱者に対するエールか。
でも、最後にはやはり勝たなくては声をあげる事はできないのだな。