「
世界の写真
」では
国別に小松の撮影した写真をお見せしています。
「
ツアコンモバイル通信
」は
日本旅行HP内に掲載した
お話を国毎にまとめました。
《
手作りの旅
》は
「
こま通信
」企画の旅です。
こま通信のお問い合わせは
komatsusin2@gmail.com
までお願いします
ユーザ名:
パスワード:
パスワード紛失
新規登録
★ こま通信日記 ★
view List
view Box
Image Gallery
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
2005 年 11 月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
Archives
2014年11月
2014年09月
2014年08月
all
Search
文語と口語の隔離したアラビア語
2005-11-18
エジプトでガイドをお願いした方から、アラビア語×日本語の辞書のオーダーを受けた。
もう何年エジプトにおられるのかは知らないが、充分自由にアラビア語を話しておられた様な印象だったので、いまさらこのようなモノを所望されるのが意外だった。
しかし、きいてみると、アラビア語の文章を読むというのは、話すというのと全く違う作業なのだそうだ。
つまり、まぁ、百年前の日本語だと思えばよいのかもしれない。当時の日本語を話せる外国人でも、書かれた日本語を相手にするのは全く違う事だっただろうから。
日本語はこの百年でほとんど口語と同じ文語になってきた。
しかし、これはどうも言語の味わいというのを減免させているような気がしてならない。ほんとうの日本語の味わいというのは、死滅しようとしている文語の方にこそあるのではないだろうか。
そう考えていくと、口語が厳然と威厳を持って生き延びているというアラビア語は非常に優れた言語なのではないだろうか。
そして私的な仮説だけれど、こうして文語がしっかり生き残ってきた理由に、コーランがあると思う。翻訳する事さえよしとしないコーランは7世紀から現代までほとんど変化していないのだろう。
コーランを生きる指針として生活の中心に持っているアラビア語をしゃべる人々は、当然文語を大事にしてきた筈である。
Back
予定なし
(2014-9-17)
(2014-9-17)
(2014-8-17)
(2014-8-14)
(2014-8-14)