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クーリエ・ジャポン発刊
2005-11-17
「アメリカだけが『世界』でしょうか?」
という全面広告を新聞で見かけて読んでみたくなった。
フランス発のニュース雑誌。アメリカだけではない世界のメディアが伝える世界をオムニバスに掲載する。
今の日本では「外国」と言った時にまだまだアメリカがその大部分を占める様に見える。戦後の日本復興にどこの国が一番力を貸したかというのは、誰が考えてもアメリカなのだから致し方ない部分はあるだろう。憲法制定に関してなどは象徴的だ。
こういった状況にある日本にアメリカ以外の国々の視点を提供しようとする雑誌が出されるのは意味があると思う。アメリカのニュース雑誌であるニューズ・ウィークとどのような違いを見せてくれるのか。
創刊号をめくってみて実際に思ったのは、アラビア語系メディアからの記事はそれほど多くないということだった。それが少し物足りなさを感じる部分であった。
世界を分断する最も大きな要素は「文字」である。
つまり、英語で書かれている情報はどんどん入ってきて、日々日本人に影響を及ぼすが、アラビア語で書かれたものはほとんと日本語にはならず、私のあなたの、こうして日本語を読んでいる人の元には届いて来ないという事だ。
だいぶ以前、私のエジプトに滞在中にイスラエルの新首相にシャロン氏が就任した。この時、あるエジプト人ガイドは私がひと事も読めないアラビア語の新聞を解説してくれた。
シャロンがアラブに対してどのような事をしてきたのか、怒りと共に話してくれた。
そこでの意見が日本で入ってくるイスラエルへの印象とかけ離れている事におどろいた記憶がある。アラブの人たちの感情をそれまでナマで感じる事はなかった。彼の手にするその新聞を自分で読めたらなぁ、と感じた。
今回のニュース雑誌が、私の感じたそういう分断を埋める役割を少しでも担えばよいと思っている。
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