世界遺産登録されているらしいミルフォード･サウンドのフィヨルドへ。クイーンズタウンからけっこう遠くて4時間ぐらいのバス乗車となる。一日しごとなのだ。

ところで、この「サウンド」というのが、なぜ、そう呼ばれるのか以前から気にかかっていた。辞書のいくつ目かの項目に「海峡」という意味があるが、ここは海峡ではない。

入り江という意味もあるが、今回のガイドさんの説明によれば「サウンド」というのは川が侵食してできた入り江の事を指すのだそうだ。

という事は、氷河が削ってできたV字谷が水没して出来た入り江であるここは、正確には「サウンド」とは呼べない事になるのだそうだ。なるほどね。

でも、最初に見つけたウェールズ出身のアザラシ漁の猟師が故郷の風景にちなんで名づけたのが始まりだそうだから、彼は氷河が削ろうと川が削ろうと、そんなことはあんまり関係なかったでしょうね（笑）。