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ルネサンスからビザンチンへ
2005-10-21
ウフィツィ美術館は絵画の年代順に展示されている。
始めのうち、それは「進歩」している順なのだと思って見ていた。
確かに1300年代から1400年代末に到る時代の、遠近法に代表されるテクニックや、カンバス画、への進歩、油絵の具など用具の開発はすごいものだ。
しかし、最近私は思い始めた。
テクニックや用材の変化というのは、絵画そのものの説得力や深さとは無縁のものではないか?
いや、むしろテクニックや用具が未発達な時代の方が、精神性の感じられる作品が多いのではないか。
ウフィツィ美術館では最初の部屋に展示されているジオット。
左に兄弟弟子のドゥッチョ・ディ・ボニンセーニャ、右に二人の師匠のチマブーエが並べられている。
これら三作品を並べる意図はジョットの同時代における革新性を比較して理解してもらう為のものだ、ずっとそう理解してきた。
しかし、最近シエナをゆっくり見てから、ジョットのすごさもいいが、ドゥッチョの考えていた事も理解できる気がしてきている。
さらにチマブーエの師匠であるコッポ・ディ・マルコバルドが製作に関わったとされる、洗礼堂の純然たるビザンチン時代的モザイクに、より魅力を感じてきている。
作品の放つ精神性からいうと、こちらの方が私には語りかけてくるものが多い。いや、最近は多くなってきた。
だんだんルネッサンスというのに飽き飽きしてきたのかもしれないです(笑)。
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