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ブラジル移民のTVドラマ
2005-10-16
録画しておいたNHKの「ハルとナツ」五回分を見終えた。
自分にとって遠い遠い国であるブラジルが、少し近くなった。
知識として日本からの移民が26万人もあったことは知っていたが、このドラマには自分にとって、実感として捉えさせてくれる役割があった。
また、ドラマの中では日本との外交関係に絞ってしか取り上げられなかったけれど、ブラジルの現代史にも興味がでてきた。
調べてみると、ドラマの主人公が応募した「契約移民」というのは、1888年(明治21年)の奴隷制度廃止にともないコーヒー園の労働者不足を補う為に募集された制度だった。
奴隷制度の廃止は「かわいそうだから廃止」というよりは、奴隷制度よりも、契約移民を働かせるほうがコストが安いという現実からきている。
ヨーロッパ系移民がその劣悪な条件に移民送り出しをやめようとしていた時期に、アメリカ移民を制限され始めていた日本人がそれを補うかたちで増えていった。つまり、奴隷のかわりの労働力なのだから、それは厳しい労働条件だっただろうと想像がつく。
いっきに、アメリカ奴隷制度が身近に感じる。
主人公78歳と80歳。
今、こういったドラマは実感ある手触りで作ることのできる最後の時代になっている。それは当事者の余命がそれほど長くはないという事による。
「当事者」といったけれど、その世代というのは、とりもなおさず我々世代の「親の世代+少し」という程度でしかない。私自身もそういった人々と、できるだけ会話をし理解をしておく必要がある。それが時代の継承という事なのだろう。
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