最近の原油高により航空会社の経営が厳しい状況になっている。
ＮＷやＤＥＬＴＡはついに経営危機に陥った。

旅行会社がパッケージ・ツアーの時空港で集める「オイル・サーチャージ」も、ここ半年で倍に値上がってしまった。

ヨーロッパの場合今まで￥五千だったのが倍額の￥一万という状況である。これに空港税が加わると２万円以上にもなる事が少なくない。

この状況に対応して、独自の対応にでたのがリチャード・ブランソンの率いるバージンアトランティック。自前で原油精製事業にのりだすというのだ。

コストをリストラや値上げで吸収しようとする会社が多い中で、発想が違うと感じた。

一億ドル以上の費用と施設建設だけで３年以上かかる事になるけれど、結果的に自前でやる事が最終的な対応策なのだと判断したのだろう。

こういう対応が出来るのが優れたリーダーに成りえる要素なのだと思う。