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行きたくない「添乗員」
2005-06-20
「あたし、ホンとは○○○(某国名)へなんか行きたくないのよね〜。イタリアとかがいいって言ってんだけど、かってに行く事にされちゃったのよ。」

と言い放つ「添乗員」さんがいるのだそうだ。
信じられないけど、、、あるかもなぁ、最近なら。

ツアー出発前には現地のホテルやレストランを手配をしている現地会社から内容を説明してくれる方が来る。
そんなスタッフの方が、冒頭の言葉を目の前で言われたと嘆いていたのだ。

最近は「添乗員さん」あんまり勉強して来ないどころか、自分の行きたいところでないと、やる気なさそう。お客さんのほうが良く勉強していても、恥ずかしくもない。

そんな気持ちでいる人に連れて行ってもらって楽しい旅になりますかいな?

かつて海外旅行へ行く事が一大決心であった時代には、お客で行くほうも襟を正して勉強していったし、その皆さんをお連れするほうも、それなりに覚悟して、もっと勉強して出発したものである。

私も出発前日には必ずおなかこわすほど緊張していたものだ。(いまだって前日はけっこう神経質になっているかも)

「ちゃんと皆さんに楽しんでもらえるだろうか?」
「自分にそれだけの力量があるのだろうか?」
たくさんの不安に押しつぶされそうになる。
と、同じぐらいのわくわくも持って旅にでた。

20年近くが過ぎた今日、ヨーロッパでさえも気軽に何度も行くことができる状況となり、「添乗員さん」の日当、社会的地位も劇的に下がっていった。

実態はたいてい一日9千円からよくても1万5千円程度しかもらっていない派遣社員である。(私もまたそういう立場で仕事をすることが、まだまだあります。)大手旅行会社のパッケージツアーの「添乗員さん」の待遇は、現状こんな感じです。

こういう状況が、「ほんとは行きたくない添乗員」を出現させている。もちろん個人差が大いにあることだから、待遇のせいだけにはできないけれど、かつては冒頭のような言葉を発する「添乗員さん」なんて考えられなかったよなぁ。。

自分にそういう気配のひとかけらでも漂わないよう、日々自戒したいです。

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