故あって、岩波ホールで上映中の「ベアテの贈り物」を見る。
男女同権を定めた憲法24条の条文を書いたオーストリア系ユダヤ人女性の話である。
今では「男女同権」が(表層的にでしかないが)、当たり前のような日本だが、60年前の日本で、この条文が書き加えられる事が、どれだけ大きな意味を持っていたのか、初めて知らされた気がした。
恥ずかしながら、私は大学では法学部であった。
当然教養課程で「憲法�機廖峽�法�供廚亮�業が必須であったので、一通りは勉強したはずである。
しかし、こういう、法律がいかにして社会的「実」を手に入れていったのかは、なかなか教わらなかった。
。いや、教えた教授のせいではなくて、私がそれだけ若すぎたという事なのだと思う。
あれから25年を過ぎ、私も「男女同権」というものが実際になにを意味するのかを、少しは分かるような年齢に達している。
改めて今日その24条が書き加えられた意味、それを実のあるものにしようとしてきた人々の闘争を知る事ができてよかったと思う。
「映画」としてみると、むしろ退屈なものということになるだろう。娯楽を目的として作られた作品と比較してもあまり意味のない話である。(だからこそ「岩波ホール」でやっているのですよね)
しかし、ベアテという人の講演会を豪華出演メンバーで聞いたのだと思えば、充分実のある1時間半だと思う。
仔細は下記。
http://www.iwanami-hall.com/