今日はアンカラからイスタンブールへ乗り継いで帰国する予定である。
ゲートに行くと、15時に出発予定のイスタンブール行き国内線は、すでに飛行機へのバスへ誘導がはじまっていた。だいぶんたくさんの人がバスに乗り込んでいる。
「ああよかった。これでイスタンブールで乗り継げる」
と安心しかかった時、、係員がバスから乗客を降ろし始めた。
「え?なんで?」
と思っていると、ガイド氏が
「1時間半の遅れです」と教えてくれた。
イスタンブールでは二時間の待ち合わせしかないから、これじゃ乗り継げないよ!
欧米人たちはそんな時でも係員をどなりつけたり、そわそわ神経質になったりしない。ただただ状況を受け入れる。
日本人の皆様に「1時間半遅れるそうです」と言うと、始めはびっくりした皆さんも、「じゃ、お茶飲んできていいですか?」とだんだんトルコをわかってきた。諦めてきた(笑)。
しかし、そのつい10分後、電光表示はまだ1時間半遅れのままなのに、突然再搭乗がはじまってびっくりさせられた。
これがあるから油断しちゃいけません。
トルコ航空が「時間通り飛びます」といっても信じにくいが、「遅れます」という言葉もどうやら信じてはいけないらしい。